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2015年01月15日

出産費用のまとめ

by 落合 陽平 720

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子どもにかかるお金で意外に見落としがちなのが「出産費用」。

もちろんタダではありません。妊娠が確認されると、胎児の成長や健康状態をチェックするため、出産までの間、定期的に健診を受けることになります。場合によっては入院を余儀なくされることもありますし、手術が必要になるかもしれません。そうなると当然費用が発生します。

また、マタニティ用品や赤ちゃんのための育児用品などもそろえる必要が出てくるため、出産に至るまでにある程度のお金の準備しておかなくてはなりません。 意外と知らない出産費用の中身。何に一体いくらかかるのか。出産費用を補てんする補助制度などもあわせてご紹介します。 


□出産に必要な費用は約50万円〜100万円

出産にかかるお金は大きく分けて3つあります。 

1.健診費用
妊娠期間中は定期的に健診を受けます。出産までに平均10〜15回程度受けることになります。1回あたり5,000〜10,000円程度かかります。 

2.出産準備品
ママ自身のマタニティ用品や赤ちゃんのための育児用品のことで、マタニティウェアで数千円〜数万円程度、赤ちゃんのほ乳瓶やおしゃぶり、ベビーベッドやベビーカーなどで数万円〜かかります。 

3.出産費用
病院やサービスによっての差はありますが、40万円〜50万円程度、個室利用や豪華なサービスを提供するような病院だと、100万円前後かかるものもあります。

また、産後1か月間、ママは寝たり起きたりの生活になります。両親が面倒を見てくれる状況であれば問題はありませんが、そうでない場合は、人に頼むなどをしなくてはならず、お礼金を用意しておかなくてはなりません。 

□出産時にぜひ利用したい補助制度

出産時の負担を軽減するために、様々な補助制度が用意されています。是非利用しましょう! 

1.14回までの無料妊婦検診
自治体によって回数の変動がありますが、母子手帳を受け取る際に無料券が配布され、それを産婦人科等で受診される際に提出することで、無料で健診を受けることができます。 

2.出産育児一時金
出産にかかる費用は、原則病気ではないため健康保険が使えません。ただし、加入している健康保険から、「出産育児一時金」として原則42万円が支給されることになっています。出産育児一時金は、妊娠85日以上の出産について支給され、この日数を超えていれば流産や死産となった場合も受け取ることができます。また、自治体によっては、42万円にプラスして付加給付を行うところもあります。 

3.出産手当金 
産前42日、産後56日 の計98日間について、健康保険から標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。 

4.育児休業給付金
雇用保険に加入していて、育児休業開始前の2年間のうち、1カ月に11日以上働いた月が12カ月以上ある人が対象で、契約社員やパートの方も含みます。受給額は、ママ・パパそれぞれ取得開始から180日までは休業前の賃金の67%、その後は50%が支給されます。ママだけでなくパパも育休をとる場合、時期をずらして育休をとる方は、子どもが1歳2カ月になる前日までの最大1年間、給付金が受け取れます。通常は子どもが1歳未満の間に受け取れますが、保育園に空きがないなど所定の理由がある場合には、最長で子どもが1歳6カ月になる前日まで延長して受け取れます。 

5.高額療養費制度
妊娠・出産に関しては、健康保険の対象外となっていますが、合併症や帝王切開などの場合には、健康保険の対象となります。その場合、治療費が月額80,100円を超えた部分(自己負担限度額を超えた部分)については、払い戻しされます。(一般所得者の場合) 

□医療保険は妊娠前に加入しておくのがベスト

早産や子宮外妊娠、妊娠中の合併症等で入院したり、あるいは出産時の帝王切開等で手術・入院をした場合、健康保険の対象となるため、いわゆる「医療保険」からの給付対象となります。

仮に帝王切開で7日間入院した場合、帝王切開の手術費用とその間の入院費用が7日分出ることになります。給付金額は契約内容によりますが、手術費用として10万円程度、入院費用として1日あたり5,000円だとすると、合計で13万5,000円受け取ることができます。

最近では、「女性特定疾病特約」が付加された保険も増えており、その場合、給付金額が上乗せさせることになります。 気を付けなければならないのが、医療保険は妊娠後に加入する場合、条件が付いたり、加入を断られる可能性があることです。

妊娠中はリスクが高まるため、いずれ加入を検討している方は、妊娠前に加入することをオススメします。

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