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2015年03月24日

ギリシャのユーロ離脱はあり得る話か

by 落合 陽平 1071

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ロイター:ギリシャ、30日までに改革案提出へ=政府報道官

ギリシャは24日、包括的な改革案を30日までにユーロ圏に提出する方針を明らかにした。政府報道官はメガテレビに対し「遅くても30日には提出する」と述べた。

その上で、改革案には構造改革が盛り込まれ、景気を圧迫するような内容は含まれないと説明した。

ギリシャは資金繰りに行き詰まり、デフォルト(債務不履行)に陥ることを回避するため、改革案のリスト作りを急いでいる。追加支援なしではギリシャの国庫は数週間以内に枯渇するとみられている。

ギリシャのチプラス首相とドイツのメルケル首相は23日、ベルリンで会談したが、ギリシャ支援の条件となる改革について歩み寄りが見られたかは明らかではない。
(後略)
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2015年1月25日のギリシャ総選挙では、急進左派連合(SYRIZA)が第一党となり、ギリシャが長年苦しめられてきた「緊縮財政」に終止符が打たれると期待されました。

しかしながら、ギリシャはそもそもお金がなくて困っているため、そう簡単に「緊縮やめまーす」というわけにはいかないのが現実で、ドイツをはじめとする「債権者」の言うことも聞かないといけないわけです。

まさに「前門の虎、後門の狼」状態で、反緊縮が国民の意思だ!ということで、強気に行けると思ったら、後ろにはやっぱり女帝メルケル達が待ち構えていたということでしょう。まさかの反撃で、「ナチスドイツ時代の損害賠償請求」を言い始めるという行動に出ましたが笑


ギリシャのコジアス外相は、ナチス・ドイツによる第2次大戦中の占領で受けた損害をめぐり、賠償を議論する両国の専門家会議を設置するべきだとの考えを示した。南ドイツ新聞(電子版)が22日伝えた。

ドイツは金融支援継続と引き換えにギリシャに厳しい緊縮策の堅持を要求。コジアス氏はドイツへの賠償請求をちらつかせ、欧州連合(EU)との支援交渉を有利に運ぶ狙いとみられる。ギリシャのチプラス首相は23日にドイツを訪問し、同国のメルケル首相と会談する。
(後略)
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ギリシャは、今月中に国際通貨基金(IMF)に対し約15億ユーロの融資を返済し、32億ユーロを借り換える必要もあり、今後も次々と返済期限がやってきます。いくら、「国民の意思が反緊縮だから、あなたたちの要望は聞きません!」と言っても、結局は借りなきゃデフォルト(債務不履行)になるので、チプラス首相としては、正直かじ取りは難しいと思います。今回の話し合いでも平行線の可能性は高いです。

ギリシャの長期金利は、本日時点(2015年3月24日)で11.54%!と徐々に高くなってきているので、ギリシャのユーロ離脱を想定している投資家は増えているのかもしれません。

ギリシャのユーロ離脱 ⇒ ドラクマ復活 ⇒ 通貨暴落&デフォルト ⇒ エーゲ海高級ホテルが格安で泊まれる!

個人的には、これに期待しています。 




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