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2015年03月06日

消費税の仕組みについて

by 山口 慶一 637

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昨今、税率上昇などで話題になっている消費税は我々にとってすごく身近なものです。そんな消費税について、より理解を深めて頂きたく取り上げてみました。身近なものだからこそ理解してみるのも一興かもしれません。今回から数回に分けてシリーズ化していきたいと思います。

第一回は「仕組み」について。

消費税の特徴は間接税という点にあります。これは納税者と担税者が異なることを指します。なお、納付者とは税金を納める人のこと、担税者とは税金を負担する人のことです。

例えば、今A社とB社と消費者の3者がいて、B社がA社から108円(内消費税8円)の商品を仕入れ、B社が消費者に324円(内消費税24円)で販売するとします。この時、消費税に着目すればB社はA社に8円支払い、一方で消費者から24円預かっていることになります。ここで差額の16円分(24円−8円)はB社が国等に納付します。つまり、B社が納税者となります。

ここで、確かに消費税を国に納付しているのはB社であるものの、B社にとって特段負担になっていないことがお分かり頂けるかと思います。では、誰が実質的に負担しているのか、答えは我々消費者です。消費者はB社に24円もの消費税を支払っていますが、その内訳はA社の8円(A社もB社に販売する際に消費税を預かっています)とB社の16円になります。繰り返しになりますが、確かに国に納付する者はA、B社です。しかし、実質的に負担をしているのは消費者ということが明らかですよね。つまり消費者が担税者となります。

また、現行の消費税率8%は国税と地方税から構成されており、国税が6.3%、地方税が1.7%となっております。よって、上記の設例においても厳密には6.3%を国に納め、1.7%を地方に納めることになります。

さて、身近な消費税の意外な素顔、いかがだったでしょうか。次回からはより専門的なお話をしたいと思います。


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