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2015年02月10日

社員旅行の経費について

by 山口 慶一 995

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従業員の日々の頑張りを称えて社員旅行に行きたい!!
こんな素晴らしいことを考えてくれる社長さんも中にはいると思います。

しかし、社員全員を連れて社長のポケットマネーで旅行に行くのはかなりハードルが高いですよね?
会社のお金で旅行に行くなら税務上の取り扱いはどうなるんでしょう。

会社の費用にするにはいくつかの条件があります。
?旅行の期間が4泊5日以内であること。海外旅行の場合には、外国での滞在日数が4泊5日以内であること。
海外の場合は滞在日数ですので、飛行機の1泊などは含まれません。4泊5日以内であれば十分なんではないでしょうか。

?旅行に参加した人数が全体の人数の50%以上であること。工場や支店ごとに行う旅行は、それぞれの職場ごとの人数の50%以上が参加することが必要です。
一部の気の合う人間だけで旅行に行くのは社員旅行ではなくプライベートな旅行とみなされてしまいます。
行かない人に対して旅行相応の金銭を渡すのは給与とみなされますのでお気をつけください。

例を3つほど記載すると

[事例1]

イ 旅行期間     3泊4日

ロ 費用及び負担状況 旅行費用15万円(内使用者負担7万円)

ハ 参加割合     100%

・・・ 旅行期間・参加割合の要件及び少額不追及の趣旨のいずれも満たすと認められることから原則として非課税

[事例2]

イ 旅行期間     4泊5日

ロ 費用及び負担状況 旅行費用25万円(内使用者負担10万円)

ハ 参加割合     100%

・・・ 旅行期間・参加割合の要件及び少額不追及の趣旨のいずれも満たすと認められることから原則として非課税

[事例3]

イ 旅行期間     5泊6日

ロ 費用及び負担状況 旅行費用30万円(内使用者負担15万円)

ハ 参加割合     50%

・・・ 旅行期間が5泊6日以上のものについては、その旅行は、社会通念上一般に行われている旅行とは認められないことから課税

事例3のみ給与として課税されてしまいます。これは5泊6日以上が一般的でないからと書いてありますね。
その他、下記のようなものは従業員レクリエーション旅行や研修旅行として認められないので適切に処理する必要がありますので、ご注意ください。

?役員だけで行う旅行 ⇒  役員賞与

?取引先に対する接待、供応、慰安等のための旅行 ⇒ 接待交際費

?実質的に私的旅行と認められる旅行 ⇒ 給与

?金銭との選択が可能な旅行 ⇒ 給与


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