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2015年01月15日

自転車保険への加入が義務化される!?

by 落合 陽平 841

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平成25年の自転車乗用中の交通事故は12万1040件で、全交通事故のおよそ2割を占めています。

そのうち、自動車との事故が全体の8割以上、そのほとんどが交差点やその付近で発生しています。 
自動車保険と違い、自転車の場合、強制的に保険に加入する必要がありません。あくまで任意加入を前提としているため、歩行者を引いてしまうような大きな事故の場合、高額の賠償金を支払わなければならないということもあります。 

2013年7月、当時15歳だった少年が乗る自転車が歩行者をはねた事件で、神戸地裁は、少年の母親に対し、9500万円の賠償を命じました。はねられた女性は、事故の影響で寝たきりとなってしまいました。

2008年6月には、男子高校生が自転車で車道を斜めに横断中、対向車線を自転車で直進していた男性会社員(24)と衝突。男性会社員に言語障害等の重大な障害が残ったとして、東京地裁は9200万円の賠償を命じました。 

このように、自転車とはいえ1億円近くの賠償責任が発生するケースもあります。こういった高額賠償によって自己破産する例もあり、こうした中、自転車保険への加入を義務化する動きが出てきています。 兵庫県は、自転車を所有する人に保険の加入を義務づける、全国で初めての条例案を県議会に提案する方向で検討を進めることになりました。

兵庫県では、平成25年時点での自転車保険の加入率が24%にとどまっているということを受け、販売店を通じて自転車の購入者に保険への加入を働きかけてもらうことや、費用があまりかからない県独自の自転車保険を設けて加入しやすい仕組みを作ることなどを今後検討するとしています。

自転車は便利な交通手段の一つではありますが、時に凶器ともなることを忘れてはいけません。年間数千円〜1万円程度で加入できる自転車保険。

みなさんも加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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